第12回「介護保険のいまと未来を考えるつどい」、講演と参加者の交流。
10月18日、横浜で「第12回介護保険のいまと未来を考えるつどい」が行われ、岩室・橋爪議員が参加しました。
第1部の学習講演は、花俣ふみ代さん(公益財団法人認知症の人と家族の常任理事・厚労省の介護保険部会審議会委員)が、「どうするつもりか介護保険」と題してお話をされました。第2部は介護利用者の家族、事業所、従事者から発言や報告がされました。以下は参加者の発言要旨です。
◆介護利用者家族からは、介護保険制度発足から20年、当初は身体介護が中心でしたが、様々な認知症への対応も必要となっていること、コロナ禍で介護サービスの利用時間が短縮されている実態がありながら、利用者負担は請求される「特例措置」へ不満も高まっている実態。
◆介護事業所からは、若い職員も集まらず、ハローワークからの紹介もなく、介護報酬も下がり、経営の厳しさが増している状況も報告されていました。
◆現場からは、コロナ対応の中で、手袋などが不足していること。また、介護施設の職員に対する定期的なPCR検査が実施できる行政からの支援を求める声も出されていました。