13年3定 委員会で君島議員が発言妨害、「共産党の条例は上程させない!」
9月9日、第3回定例会が招集されたことで、これまで日本共産党が準備し、各会派に呼びかけて調整してきた条例の議案2件が、日程追加されることになり、議会運営委員会が開かれました。
冒頭から君島雄一郎副委員長(無所属の会)が、共産党の提案は、「時間をかけて問題だ」と主張し、その経過説明を求められました。岩室議員から、10時から開会した本会議直後から、各会派との調整を行ない、自民、公明、無所属の会などから、もう少し時間がほしいと言われ、その検討を待つ時間もあって、議会事務局に対して正式手続きに入るまでに約1時間程度必要となったと説明しました。
ところが、岩室議員の発言中にもかかわらず、君島副委員長が発言を始めてしまい、「共産主義者」と罵り、発言を妨げました。岩室議員は、君島副委員長に対し、「発言妨害をしないよう」と強く求めました。その後、高野毅委員長が、議長が諮問した日程表について諮りましたが、君島副委員長が「異議あり」「共産党の条例は上程させない」主張したことから、高野委員長が「議会運営委員会の全会一致制を守りたい」として、休憩を宣告、その後、再開された委員会では、君島副委員長からの発言はなく、議長が提案されたとおりの日程が、全員で無事合意されました。
議会日程は、議会4役(正副議長、正副委員長)が、議会運営委員会に提案する前に話し合い、合意をしているものです。今回は君島副委員長は、その合意を無視、反故にして議長提案を認めないと主張したものです。議会運営に責任を持ち者として考えられません。
また、議員提案は、定例会が招集、開会した初日に、議員提案権が認められることになっています。そのため素案を事前に配布し、各会派の意向を聞いて取りまとめて提案しているものです。それも君島副委員長が所属している「無所属の会」からの返事を待っていたにもかかわらず、議会運営委員会の場で、逆に「何を待たせているのか」と怒鳴るような姿勢は、理解できません。
また、過去、「無所属の会」所属の菊池俊一議員(現在の副議長)が、「安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例」の一部改正案を提案した時にも、今回と同様の対応で手続きを進めていました。それも共産党は共同提案者にもなっています。そのことを考えれば、自らの会派の対応はよいが、共産党の提案は「何でも反対」では道理はまったくありません。君島副委員長は議会運営に協力する姿勢が必要ではないでしょうか。
【議会運営委員会で日程追加された議案】
①議員提出議案第5号 「逗子市空き家の適正管理に関する条例の制定」 総務常任委員会付託
②議員提出議案第6号 「逗子市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正する条例 9日の本会議即決