はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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教育民生常任委 所管事務調査「逗子海岸の諸問題について」

 10月4日、教育民生常任委員会の所管事務調査「海水浴場期間中の逗子海岸の諸問題について」を行ない、関係職員からの海水浴場の苦情と対応などの説明を受け、質疑を行いました。また、関係者の参考人招致を行った上で、問題点を整理し、改善策等をまとめ、調査報告を行うことを決めました。

参考人 ①眞壁克昌氏(逗子海岸営業協同組合理事長)

参考人  ②榑井勇輝氏(音霊の代表・キマグレン)

今年度は海水浴客は17万人減(24%減)、騒音、風紀(大麻やわいせつ事件、高校生の補導)などの問題もあって、周辺住民から多数の苦情が寄せれている状況です。とくに来年度に向けての対策を講じ、県と協議し、営業時間規制の強化に向けて条例の検討などすすめたい考えを示しました。

岩室委員からは、23年度から営業時間が21時までに短縮されていましたが、17件の延長を認めていた問題を質しました。市は「特別な事情」がない限り延長は認めないし、チェックしたい考えを示していました。しかし、調査の中で、市は「特別な事情」とは海の家1軒あたり5回まで認める方針であったことを説明。各店舗からの延長理由には「誕生会」「パーティー」を理由にした申し出もありました。

岩室委員は「市が時間延長の内容を記載させても、何にも基準がない以上意味がない」と批判しました。一方で来年度については「特別な事情」の基準と解釈は、「市の係わる花火大会等のイベントに限るべきだ」と意見を述べ、改善を求めました。

キマグレンのライブハウス音霊(おとだま)の杭が未撤去だった問題では、組合が「警告書」を出し、音霊側が来庁し、周辺住民へはお詫びと説明に歩きたいと説明していたと報告がありました。岩室議員は一昨年と今年の二度撤去をせずにいたことは問題だと指摘し、市からも厳しい指導を行うように求めました。

海岸のトイレで乾燥大麻が発見された問題では、警備の強化を求めました。他には、放射能検査問題、車の乗り入れ問題(朝5時~8時半、夕方5時半~9時まで)、風俗営業法の規制についても検討を求めました。

※以下は委員会提出資料と関連資料です。