はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員

12年3定 教育委員人事、意見書8件を可決、尖閣等問題では修正案提出

神奈川県庁   平成24年第3回定例会、27日の最終日、一般質問の後、教育委員1名と意見書案8件を本会議で審議し、可決しました。日本共産党は、「中央道促進の意見書案」は反対し、「尖閣等問題の意見書案」に対しては、「修正動議」を提出しましたが否決され、原案には反対しました。残りの6件の「意見書案」は賛成しました。詳しくは以下のとおりです。

 ※定数20人 欠員1人(毛呂議員が辞職) 傷病欠1人(田中議員)のため本会議は18人でした。

■以下のPDFの文書は、総務常任委員会と教育民生常任委員会に付託した案件の審査結果の一覧表です。

【備 考】  意見書案に対して、どうして修正動議を提案したのか?

 意見書案は、各会派との協議を行ない、議員提案で行われますが、その調整が不調になった場合、①反対する。②対案を提案する。③修正案を提案することになります。今回、修正案を提案した理由は、逗子市議会のルールで定例会開会の日程を内定する議会運営委員会前に、議長に提案したい「意見書案」がある場合、議長に表題を申し出ることになっています。今回は党独自の領土領海問題についての提出は予定していませんでした。その後、意見書の取扱いは、会期の中で、各会派との間で協議を行ない、調整が整えば議員提案することになっています。今回、意見書案第15号については、調整協議が不調となった時点で、本来なら対案を提案すべきところでしたが、上記のルールもあることから、修正案を作成して議員提案して対応したものです。

神奈川臨調の県有施設と補助金等の廃止に反対する意見書、オスプレイ配備に反対する意見書などを可決

【議 案  1件】

議案第59号 教育委員会委員の任命について   ◎全会一致可決

■1.氏名  山西 優二   2.住所  逗子市桜山在住   3.生年月日  昭和27年11月25日

【意見書  8件】

意見書案第10号 県費補助が国庫補助事業を下回らないように財政措置を求める意見書  ◎全会一致可決   ※陳情の了承に伴う議員提案

②意見書案第11号 小人数学級の推進など定数改善、義務教育費国庫補助負担制度2分の1復元を求める意見書  ◎全会一致可決  ※陳情の了承に伴う議員提案

③意見書案第12号 山の根3丁目149-5他での開発計画に関する意見書  ◎全会一致可決  ※陳情の了承に伴う議員提案

④意見書案第13号 山の根3丁目の県道沿いに横断歩道や信号機設置等の安全措置を求める意見書  ◎全会一致可決 ※陳情の了承に伴う議員提案

⑤意見書案第14号 三浦半島の直下型巨大地震に備え、三浦半島中央道路計画区間の全線開通に向けての着工を求める意見書  ○賛成多数 可決   ※無所属の会と他会派との共同提案

○賛成13 自民党2 市政ク3  無所属3  公明党1 円2 無会派2

●反対4  共産党2 市民自治2

⑥意見書案第15号 我が国の領土・領海を守る体制の整備・強化を求める意見書  ○賛成多数で可決

★意見書案第15号に対する修正動議  岩室・橋爪(日本共産党)   ●賛成少数で否決

○賛成6  共産党2 市民自治2 無会派2

●反対11  自民党2 市政ク3 無所属3 公明党1 円2

★意見書案第15号(原案)に対する賛否   ○賛成多数で可決

○賛成15 自民党2 市政ク3 無所属3 公明党1 円2   市民自治2 無会派2

●反対2  共産党2

⑦垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備及び低空飛行訓練計画の撤回を求める意見書 ○賛成多数で可決  ※共産党と他会派との共同提案

○賛成11 共産党2 市政ク3 市民自治2 公明党1  無所属1 円1 無会派1

●反対6  自民党2 無所属2 円1 無会派1  ※自民党系、みんなの党系、連合系議員が反対しました。

⑧意見書案第17号 県有施設や補助金等の廃止に反対する意見書   ○賛成多数で可決  ※共産党と他会派との共同提案

○賛成15  共産党2 自民党2 市政ク3 市民自治2 公明党1 無所属3 円1 無会派1

●反対1  無会派1   ※みんなの党系議員の1人は反対し、1人は退席をしました。  

▲退席1  円1

■閉会中継続審査の申し出

 各常任委員会に付託された案件の中で、継続審査が必要と決められた案件については、定例会の最終日、最後に「閉会中継続審査の申し出」が諮られ、議決されると閉会中でも審査を行なうことができます。もしも、この手続きを怠ると廃案となります。以下は、「申し出の一覧表」です。