日本初の女医、荻野吟子の生涯を描いた映画「一粒の麦」を鑑賞。
5月14日、逗子文化プラザ「なぎさホール」で、映画「一粒の麦」(山田火砂子 監督作品)の上映会があり、岩室議員が鑑賞しました。明治始め、女医の学校もなく、国家試験も受けられない時代に、閉ざられた社会を変えようと取り組み、日本初の女医となり、女性解放運動に取り組んだ姿を描いています。
私の母は、戦前に大学に入学、戦後においても、結婚や子育ての負担、能力を生かす場も少なく、女性の地位の低さについて、口惜しい想いを何度も体験し、幼い私に男性に生まれたかったと話していました。それから数十年がたっても、未だに「ガラスの天井」が存在し、それを打ち破る女性たちによる社会を変える努力は続けられています。(岩室 記)