21年1定 教育民生常任委員会 審査結果
3月3日、教育民生常任委員会の付託案件審査が行われ、結果は以下の通りです。
【議案】
①議案第9号 逗子市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正 ◎全会一致可決
②議案第10号 逗子市介護保険条例の一部改正 ◎全会一致可決
③議案第12号 令和2年度逗子市一般会計補正予算(第14号)中付託部分 ◎全会一致可決
④議案第13号 令和2年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) ◎全会一致可決
⑤議案第14号 令和2年度逗子市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) ◎全会一致可決
⑥議案第15号 令和2年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ◎全会一致可決
【陳情】
1割窓口負担をしている方で、年収200万以上の高齢者3500人に影響。反対討論では高齢者が医者にかかり、薬を飲みすぎるから陳情には賛成できないと意見。岩室議員は、窓口負担増は受診抑制につながり、わずか年収200万程度の暮らす高齢者に対し、負担を求める事には反対だと討論しました。
①陳情第1号 後期高齢者医療保険の窓口負担の2割化の中止・撤回を求める意見書の提出について陳情 ×賛成少数で不了承
〇賛成 岩室(共産党) 飯山(真無所属)
×反対 真下・佐藤(自民党) 田中(公明党) 中西(立憲ク) 根本(ネット)
【岩室議員の賛成討論】
陳情第1号 後期高齢者医療保健の窓口負担の2割化の中止・撤回を求める意見書の提出について陳情書について、賛成の立場から討論に参加いたします。
政府は、22年度から年収200万円以上の窓口負担を1割から2割に引き上げる方針であります。現在、逗子市の後期高齢者医療は対象者が10,685人、1割負担の方は、9,176人、3割負担の方が1,509人、14%となっています。今回、窓口負担を1割から2割に負担が増やされる方は約3500人見込まれます。1割の負担の方の約4割になります。わずか年収200万円程度で、日々の暮らしをしている方から、新たな負担を強いるものです。
また、コロナ禍で高齢者の健康を気遣うなら、高齢者の受診抑制につながるような負担増はやめるべきではないでしょうか。菅総理の息子から高級官僚が1食7万超える接待を受けた事実が連日報道されている中で、現時点で、こんな政府が決めた負担増を、国民の誰が納得することができるでしょうか。
日本共産党は、窓口負担の2割化の中止と撤回を求める立場から、陳情を賛成し、本市議会としても、意見書を提出すべきものであります。