米兵の新型コロナウイルス感染者の追加情報について
以下は、逗子市から公表された内容です。
3月31日 米海軍による調査の結果、次のとおり確認が出来ましたのでお知らせします。
〇 3月28日に判明した感染症患者2名は、池子住宅地区から横須賀基地までの移動に、自家用車を使用しており、直近の数週間、市内に立ち寄った行動履歴は無い。また、池子住宅地区内においても自宅以外に立ち寄った行動履歴は無い。
〇 当該2名の症状については、重症ではない。
〇 当該2名との濃厚接触者は市内(池子住宅地区内含む)に存在しない。
今後も、市民の皆さんが、安全安心して生活できるよう、国及び米軍に対して速やかに情報提供をするよう要請をしてまいります。
《コロナ対策でも明らかになった米軍基地を抱える自治体の問題》
私たち逗子市民は、池子米軍住宅地区の住民とは、フェンス越しであっても一緒に暮らしています。しかし、日米地位協定によって、米軍基地内には保健所の立ち入りもできず、調査も行なうこともできません。また、日本政府は入国制限をしていますが、感染拡大国の米軍関係者については、入国審査もされず、検疫を受ける義務もなく、日本国内に入国しているのが実態です。
米兵の感染者は、米国内で感染し、日本国内の基地に戻ったとされたと言われています。米軍基地と県・逗子市との間で、十分に情報共有が行われなければ、私たちは安心できません。速やかに日米地位協定の見直しを求めるべきです。