令和元年度 逗子市戦没者追悼式 平和への願い
11月14日、逗子市戦没者追悼式が行われ、岩室・橋爪議員が出席しました。
戦没者追悼式のパネル展示(遺族会の資料提供)
遺族会所有のパネル展示が行われ、戦後の遺骨収集などの活動について紹介されていました。
トラック諸島と母の思い出
私の母は、昭和2年生まれ、日本が戦争の道に突き進んだ時期が、ちょうど青春時代でした。当然のように日本が勝つことを願った軍国少女でした。県立厚木女学校を辞め、タイピスト学校で学び、16歳前後で軍属としてトラック諸島に赴き働きました。無事に帰国できたのは、1年に足らずで戦況が悪化、本土に戻ることになりました。その後、私立女学校に再び入学、明治大学予科へ進学しました。その後、敗戦を迎えることになりましたが、それまでの価値観が崩れ去りました。その当時の話しを幼い私によく話してくれました。今回、遺族会の遺骨収集のパネル展示をみて、母との思い出も蘇り、トラック諸島でも多くの方が戦争で亡くなっている事も改めて知り、平和への思いを強くしました。