市議会が池子基地を視察。豊かな自然が残る森
11月22日(月)、逗子市議会は、池子住宅地区及び海軍補助施設を視察し、その後、小柴貯油施設と根岸住宅地区を訪れましたが、米軍側が認めず基地内の視察はできませんでした。
池子基地内は、すでに国から提示されている総合的病院用地で、現在は米軍と逗子市とが、災害時の広域避難場所に指定した場所であり、また、この場所は米軍家族向けのキャンプ場として管理棟などが整備され、米軍によって利用しています。キャンプ場(写真)は、池子を囲む形で10箇所程度配置され、すばらしい景観と自然が残る場所です。次に米軍住宅用のごみ分別所(写真)を見学。米軍は各家庭での分別はできないという理由から、施設内に分別所を整備し、民間委託業者が作業を行っていました。これらの施設建設費は、私たちの税金(思いやり予算)で作られていることを考えると、安保を認めている人もここまでの米軍への思いやりが必要と考えているのでしょうか。
当初視察予定では、区域内のトンネルを通過し、横浜市域の六浦ゲート側の追加建設計画地を見る予定でしたが、米軍側の理由で見ることができませんでした。また、小柴と根岸の視察も、米軍が視察を認めず、基地の周辺を外から見学するだけとなりました。