一部会派発行のビラ、「逗子市議会ニュース」に関する申し入れ
16日、議会内の5会派が配布した「逗子市議会ニュース」というビラについて申し入れを行いました。このビラは、15日に新聞折り込みされたものですが、タイトル名が「逗子市議会」の名称を使用し、連絡先を市役所の住所と電話番号を使い、さらに「逗子市議会各会派へ」と表記したことから、早朝から市民の苦情が議長や議員団に寄せられました。そのため議長に対して、正式な議会の対応を求めました。
問題のビラは、正副議長の所属する会派を含めて5会派(政風会、新世紀、会派21世紀、公明党、次世代フォーラム)が発行したものです。
申し入れ後、正副議長が5会派と協議。その後、議長から日本共産党に対して報告がありました。
岡本議長からは、今回の申し入れの趣旨に基づいて、5会派に対し、逗子市議会が発行する「ずし市議会だより」と比べて、「逗子市議会ニュース」というタイトルが紛らわしいことから、今後は誤解を与えないように考慮するように強く要請し、その理解を求めたことが報告されました。あわせて議長からは、今後について同様な表記は使用されないと確信していると述べられました。
今回の問題では、会派では日本共産党、市政倶楽部、議員では関口(社民党)、原口(ネット)、奈須和男の3名が連名で、議長への申し入れを行いました。
「逗子市議会」という名称が、特定会派や議会多数派の議員によって、勝手に使用されてしまうことは、逗子市議会自身の信頼を失うことにつながります。
また、ある意図をもって、市民に誤解を与えたとすれば責任は重大だと感じています。日本共産党は、正副議長の対応と見解を信頼し、状況を見守ることにしました。
「逗子市議会ニュース」に関する申し入れ(要請)
2003年10月16日
逗子市議会議長 岡本 勇殿
日本共産党逗子市議会議員団
団 長 岩室 年治
橋爪 明子
「逗子市議会ニュース」に関する申し入れ(要請)
昨日、市内に全戸配布された「逗子市議会ニュース」というビラについて、本市議会の名称及び住所を使用していることから、市民から苦情が寄せられています。この発行は市議会5会派によるものと推測しています。
ところで、議長におかれては、逗子市議会の名称使用を許諾されたものか、今後、類似する発行物があるようでは、混乱を来たすことになると危惧します。また、今回の発行物のタイトルには疑問を持たざるを得ません。
逗子市議会としての対応が必要と判断いたしましたので、議長による調査と問題の解決を要請し、必要であれば団会長会議の開催をよろしくお願いいたします。