はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員

18年4定 議案等の審議結果

■会派の議員構成 共産党2(岩室・橋爪) 自民党4(真下・丸山・菊池・八木野) 公明党2(田中・田幡) 市政クラブ2(匂坂・高野議長) 立憲クラブ3(加藤・高谷・中西) 真・無所属の会2(松本・飯山) 無会派2は根本(ネット)、佐藤。

【11月2日 本会議】

《議 案》

議案第15号 専決処分の承認 [訴えの変更] ◎全会一致可決

議案第60号 専決処分の承認 [平成30年度逗子市一般会計補正予算(第6号)] ◎全会一致可決

 

【11月16日 本会議】 ※丸山治章議員(自民党)は欠席。 ※表決は議長除く15人。

《議 案》

議案第61号 逗子市下水道事業の設置等に関する条例の制定 〇賛成多数で可決

〇賛成13 自民党3 公明党2 市政ク1 立憲ク3 真無所属2 無2

×反対2 共産党2

[岩室 反対討論]

ただいま議題となりました議案第61号 逗子市下水道事業の設置等に関する条例の制定について、日本共産党を代表して反対の立場から討論に参加致します。

 本条例案は、公共下水道事業につついて、地方公営企業法の一部、財務規定等の一部を適用し、これまでの下水道事業特別会計の設置に関する条例を廃止するものであります。

 その目的は、経理内容の明確化及び透明性の向上、より一層の経営の効率化と健全化を推進することとしています。

公営企業会計導入の理由は、次のあげる三点、「独立採算制」「経済性の発揮」「公共の福祉の増進」であります。

条例案では、第3条の「経営の基本」に「企業の経済性を発揮するとともに、公共の福祉を増進するように運営されなければならない」とも規定し、この制度導入の核心とも言えるものは「独立採算性と適正な使用料の算定」にあろうと捉えています。

 これまでの下水道特別会計は、一般会計からの繰り入れによって、下水道料金の値上げが抑制されてきました。

ところが、公会計導入の目的から言っても「独立採算制」と「経済性の発揮」の立場からより一層強まり、実際には企業努力が迫られ、使用料算定において、当然のように繰り入れが抑えられてしまいます、その結果、市民生活に大きな影響を及ぼす料金の大幅な値上げにつながることは間違いありません。

 法的にも公会計導入判断は、地方自治体の裁量権もあり、未だに導入していない自治体もあることを考えれば、より慎重なる判断が必要と考えます。

以上のことからも、議案第61号に反対するものであります。

議案第62号 逗子市税条例の一部改正 〇賛成多数で可決

〇賛成12 自民党3 公明党2 市政ク1 立憲ク3 真無所2 無1(佐)

×反対3 共産党2 無1(根)

[岩室 反対討論]

ただいま議題となりました議案第62号 逗子市税条例の一部改正について、日本共産党を代表して、反対の立場から討論に参加致します。

 法人市民税における法人税割の税率について見直しを図るものであります。

具体的には、法人市民税3.7パーセントを地方法人税として国税化し、地方交付税の原資とする内容であります。

その結果、逗子市が実際に影響が表れるのは、平成33年度で5000万円程度減ることが見込まれています。一方でその減った分について、地方交付税として十分に措置されことは約束されていません。地方分権と言いながら、財源までも国が吸い上げていく仕組みがつくられたようなものであります。

 よって、今回の条例の一部改正について、消費税導入を前提という理由からも、到底理解できないもので、条例「改正」に反対するものであります。

財政難を理由に市民に負担増とサービス後退強いる議案5件を否決

財政危機を理由にした学童保育料の大幅値上げに全議員が反対し、否決に。

議案第63号 逗子市放課後児童クラブ条例の一部改正 ×全会一致否決

[橋爪 反対討論]

 

議案第64号 逗子市放課後健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改定 ◎全会一致可決

議案第65号 逗子市コミニュティセンター条例の一部改正 ×賛成少数で否決 

〇賛成3 立憲ク2 無1

×反対12 共産党2 自民党3 公明党2 市政ク1 立憲ク1 真無所2 無1

[岩室 反対討論]

ただいま議題となりました議案第65号 逗子市コミニュティセンター条例の一部改正について、日本共産党を代表して、反対の立場から討論に参加致します。

センターの開館時間の変更については、午前9時から午後9時まであったところを、閉館時間を大幅に短縮、夜間の使用をさせないというものであり、アンケートなどでも、とくに夜間利用者・団体の声として、その100%から影響があるとされています。

具体的な声としても、使用回数が減る、時間が限られてしまう。選択できる時間が少なくなる。仕事を持っているものは利用できない。有料にしておきながらサービス後退など、深刻な声も寄せられています。

市民活動を活発化させ、有料化の理解を求めた中で、施設利用のサービスを後退させるような事態は避けるべきだと考えています。

今回の提案は、結局、財政危機を理由として、開館時間を減らし、経費削減につなげることが目的であります。

また、現市長の方針、政策判断も大きく、選挙が間近に迫る中では、提案すべき案件ではないと考えます。

よって、議員第65号に反対するものであります。

議案第66号 逗子市文化プラザ市民交流センター条例の一部改正 ×賛成少数で否決

○賛成7 自民党2 立憲ク2 公明党2 無1(根)

×反対8 共産党2 自民党1 立憲ク1 市政ク1 真無所2 無1(佐) 

[岩室 反対討論]

ただいま議題となりました議案第66号 逗子市文化プラザ市民交流センター条例の一部改正について、日本共産党を代表して反対の立場から討論に参加致します。

今回の提案に対し、市の財政事情を心配し、利用者の一部から理解する声もあります。しかし、夜間利用者からは、日曜日の閉館時間が6時になることに反対の声があります。

 市民交流センターの指定管理者制度導入の最大の目的は、市民サービス向上にあります。ところが、今回の提案は、逆に市民サービス後退させるものです。

そして、条例「改正」によって、指定管理料の削減、経費の支出を抑え、財源確保することが最大の目的です。

条例「改正」に対する議会からの同意、賛成を得ることは、財政危機の責任を曖昧にして、市民サービスの後退を将来的にも固定化するものとなります。

ところで、平井市長は「財政危機脱出宣言」をして、財政危機は過去のもののように描いています。

しかし、実際には、前段で話したように市民の負担と犠牲,痛みはさらに継続しているわけで、「財政危機脱出宣言」が実態とかけ離れたものであるのかを現しています。

今、選挙が迫る中、これまでの対応、緊急的な措置にとどまらず、事実上、条例「改正」という恒久化、固定化をめざす判断を議会提案してきたことは、到底理解できません。そして重要な判断は、新しい市長に判断を委ねるべきと考えます。

 以上の点から、議案第66号は反対するものです。

※主な改正内容は、日曜日の閉館時間を夜6時までとする内容。

議案第67号 逗子市都市公園条例の一部改正 ×賛成少数で否決

○賛成7 自民党2 立憲ク2 公明党2 無1(根)

×反対8 共産党2 自民党1 立憲ク1 市政ク1 真無所2 無1(佐) 

[岩室 反対討論] 

5.議案第67号 逗子市都市公園条例の一部改正

ただいま議題となりました議案第67号 逗子市都市公園条例の一部改正について、日本共産党を代表して、反対の立場から討論に参加致します。

 すでに議案第65号、議案第66号で意見を申し上げように、今回の条例「改正」は、将来にわたり恒久的な財源確保、それと同時にサービス後退の固定化というべきものです。

財政状況をみて判断すべきであり、あくまで緊急的な措置とすべきであります。ところが条例「改正」によって、将来にわたりサービスを後退させ、恒久的に財源確保をめざすものとなっています。

このような条例「改正」に賛成することは、市長選挙を目前にして、財政危機を生んだ責任者である平井市長に対する「免罪符」を与えるに等しいものとなります。

そして、同時に私たち議員、市議会に対する「踏み絵」とも見て取ることもできますし、その「踏み絵」と言えるものを自ら進んで、いま踏む必要があるのでしょうか。

以上のことから、議案第67号に反対するものであります。

⑧ 議案第68号 逗子市営住宅条例の一部改正 ◎全会一致可決

※市営桜山住宅駐車場を追加し、条例の「別表」に加える内容。

議案第69号 逗子市立体育館条例の一部改正  ×賛成少数で否決

○賛成7 自民党2 立憲ク2 公明党2 無1(根)

×反対8 共産党2 自民党1 立憲ク1 市政ク1 真無所2 無1(佐) 

 [岩室 反対討論]

★ただいま議題となりました議案第69号 逗子市立体育館条例の一部改正について、日本共産党を代表して反対の立場から討論に参加致します。

指定管理者制度導入の目的は、効率性と市民サービスの向上とされています。ところが、改正内容は、逆に市民サービスの後退と固定化となっています。

今回の提案された背景と目的をもう少し慎重に見てみると、1番目に本市の特異な事情、要するに深刻な財政危機への対策があり、その財源確保にあります。

2番目に、市長の政策判断によるものであります。言い換えれば政治判断であります。

現職市長による市政運営継続が前提とされた議案の提案であり、議案69号を含めた計4件(65号、66号、67号、69号)については、極めて政治的な側面が強い提案と見るべきではないでしょうか。

その点からも、市長選挙が間近に迫る中では、重要な政策判断は、新しい市長による判断に委ねるべきです。

以上のことから、議案第69号に反対するものであります。

※主な改正内容は、毎月最終月曜日を休館→毎週月曜日を休館とする。

補正予算の学童保育料の算定システム改修費について減額修正が可決 

議案第70号 平成30年度逗子市一般会計補正予算(第7号) 

[橋爪 修正案の趣旨説明]

 

★橋爪(共産党)と加藤(立憲ク)の減額修正案に対する賛否 〇賛成多数で可決

○賛成9 共産党2 立憲ク3 市政ク1 真無所2 無1

×反対6 自民党3 公明党2 無1(根)

修正部分を除く原案に対する賛否 〇全会一致可決

 議案第71号 平成30年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ◎全会一致可決

 

【11月20日 本会議】

《人事案件》

諮問 人権擁護委員の推薦 ◎全会一致可決(異議ない旨答申)

 

《意見書案》

意見書案第14号 介護従事者の勤務環境及び処遇改善を求める意見書 〇賛成多数で可決

○賛成10 共産党2 立憲ク3 市政ク1 真無所2 無2 

×反対6 自民党4 公明党2

意見書案第15号 安全・安心の医療・介護と夜勤交替制労働の改善を求める決議 〇賛成多数で可決

○賛成10 共産党2 立憲ク3 市政ク1 真無所2 無2 

×反対6 自民党4 公明党2

市議会が決議可決、市長に対し、教育と福祉事業の復活を求める

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《決議案》

決議案第3号 笑顔がいっぱいの逗子をめざして、教育と福祉事業の復活を求める決議 ◎全会一致可決