はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員

12年1臨時会 新しい正副議長を選出

12日、第1回臨時会(1日間)が開かれ、以下の3件の議案を可決。正副議長や委員会構成の変更を行ない閉会しました。(写真 12.04.08撮影 久木ハイランド)

①議案第36号 専決処分の承認 ○可決

  平成23年度下水道事業特別会計補正予算(第5号)

②議案第37号 専決処分の承認 ○可決

  市税条例の一部改正

③議案第38号 市民農園条例の一部改正 ○可決

  桜山第2農園(桜山5丁目-571番)を新設

※2月20日、地主からの寄付の申出を受け入れ、3月7日に登記、土地165㎡で11区画を新設する提案。募集は5月広報で知らせ、6月からの開設を予定しています。

正副議長選挙の結果

今回の正副議長の選出は、議会申し合せによる「議長は任期2年間、副議長は1年」という取り決めに基づいて、岡本勇議長と高野典子副議長が辞職したことから行われたものです。4月3日から各会派間の候補者調整を行ないましたが、指名推選(全会一致)による選出が見込めないため、投票による選挙となりました。日本共産党は正副議長の候補者を擁立し、選挙の結果は以下のとおりです。

●議長の選挙結果(法定得票5票)

    岩室年治(共産党)     6票   

当選 真下政次(自民党)    14票

●副議長の選挙結果(法定得票5票)

    橋爪明子(共産党)    6票   

当選 高野 毅(市政クラブ)  14票

日本共産党の議会役職に対する基本的立場

  日本共産党は、改選された新しい議会では、各会派とすべての議員に対し、公平に役職人事が行われるように求めてきました。各会派間の調整にあたっての基準は、①同一会派や特定の議員が、議会三役(議長・副議長・監査)を連続して行わない方向で選出すること、②議員経験を重ねた期数の多い議員に議会三役の経験をさせることでした。平成22年と平成23年の二カ年は調整協議の結果から指名推選で選出され、選挙は行われませんでした。

 今回、残念なことは、選出結果をみれば分かるように、極めて異例な形となりました。そのため議会内の協議も難航し、議会推薦の監査委員1名は選出できずに空席となりました。

2010年(平成22)4月 議長 岡本 勇(自民党) 副議長 菊池俊一(無所属の会)

                             監査委員 高谷清彦(みんなの逗子)

2011年(平成23)4月 ———————————————– 副議長 高野典子(公明党)

                           監査委員 高野 毅 (市政クラブ)

2012年(平成24)4月 議長 真下政次(自民党) 副議長 高野 毅(市政クラブ)

                            監査委員 ※空席

議会推薦(議選)の監査委員が選出できず空席に

 監査委員は、独任制の機関ですが、法律「改正」で、監査の慎重な実施と社会的信頼を確保するため、財務・行政監査の結果に基づく意見の決定、決算審査に係る意見の決定等の場合には、合議によらなければならないとされました。この合議制が採用された趣旨に鑑み、監査結果の決定等について、委員の欠員があった場合には、充足を待つことが適当であるとされています。過去、議会役職の改選時期に、議会内の調整協議が整わず、議会推薦の監査委員が選出されず、前任者が継続して務めた例があります。また、今回と同様に前任者が辞職して監査委員が空席のまま半年から1年間と続いた例もありました。議会推薦の監査委員は、全会派と全議員の賛同によって、議会から市長に対し、推薦する者です。そのためにも公平・公正で円満な議会運営が必要ではないでしょうか。現在、第2回定例会(6月議会)に向けて、議長のもとで4つの会派等の間で調整協議が続けられることになっています。

日本共産党議員団の議会役職

         岩室年治 団長

                         総務建設環境常任委員会

           議会運営委員会

           基地対策特別委員会

    橋爪明子 団の会計

           教育民生常任委員会

           議会報編集委員会

           都市計画審議会委員